70代男性(肝がん遺族)

訴訟提起から約2年余り、途中、妻は、和解の言葉を聞くことなく、70歳の誕生日を迎えまもなくこの世を去りました。
長かったとも短かったとも思えますが、担当弁護士の先生方のご尽力により「和解」という言葉を聞くことができ、これでようやく墓前に報告ができます。
介護の日々の中、妻の部屋から訴訟のために準備したと思われる書類を見つけました。
恥ずかしながら、私は、B型肝炎訴訟については何も知らず、妻の部屋にあった書類で初めて知りました。
その後、弁護士の先生に書類を送り、不足している書類等アドバイスを受けながら必要な書類を集めて提出し、提訴、そしてこのたび和解に至りました。